バングラディシュ

ベンガル　-　風狂の楽師バウル

キング　,　KKCC5007 , 1992　(le Chant du Monde 原盤）

バウルの人々　： 唄、エクターラ（一弦の楽器）、太鼓、等

世界の中心にはネズミ捕りがある 他　全7曲　

ベンガルの放浪音楽家バウルの演奏を収録したCDです。バウルは宗教上の師の指導のもとで長い間の音楽的、精神的な秘伝の伝授を受けます。心の自由が彼らの唯一の案内者であり、慣例や儀式を放棄して生きるのだそうです。バウルはベンガルの吟遊詩人という感じでしょうか？
本CDの唄・演奏は、生き生きとして素晴らしいと思います。風変わりな歌詞も興味深いですが、躍動感のある音楽であり若者にも受けそうです。
ベンガルの吟遊詩人を知りたい人にお勧めです。

2 Centuries of Bengali Songs

Musical map of india,　cd5003 , 1995 (Deben Bhattacharya 録音）

Himaghna Ray Chowdhary :　唄、ハルモニウム　/ Chandra Sekar : Esraj / Haren Manna : タブラ　/ Kamal Mallik : シタール　/ Kedar Nandi : Tambura / Rabin Mukherji : シンバル　

Man eki bhranti tomar 他　全13曲　

ベンガルの伝統曲を収録したＣＤです。最近２世紀間にRammohan Ray他により作曲された唄で、宮廷や上流家庭で演奏される芸術音楽だそうです。アコーディオンのような音がするハルモニウムという楽器を使った、ふわふわした印象の唄と演奏で、私には全く馴染みのない音楽です。
ベンガルの高貴な人にお勧めです。